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【広報取材】骨粗しょう症予防へ講習会
2025.05.21

女性会大沢支部は5月19日、JA大沢支店で骨粗しょう症予防講習会を開きました。会員約30人が参加。神奈川県厚生連伊勢原協同病院の理学療法士ら2人が講演しました。
最初に骨粗鬆症の定義や原因について説明。骨強度の低下によって、骨折の危険性が高くなる骨の疾患であり、健康な人の骨と比べて内部構造が粗く、スカスカで脆くなってしまうと報告しました。原因として、加齢や女性ホルモンの低下などがあり、患部は背骨や手首、太ももの付け根の骨が多いことを強調しました。
日常的な予防策として、「カルシウムやビタミンD、ビタミンKを十分に取るとともに、エネルギーや各栄養素をバランスよく摂取することが基本」「リンを多く含む食品や食塩、カフェイン、アルコールの過剰摂取は避けた方が良い」などと話しました。
また、骨折の原因となる転倒を防止することが重要と強調。長期にわたる運動の継続で筋力低下を防止することができ、その結果、骨密度上昇や転倒予防につながるとしました。
笹野けい子支部長は「講習会で紹介された食事や運動などを実践して、骨粗鬆症予防の一助にしていきたい」と話しました。