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【広報取材】産学連携先へサツマ苗定植

サツマイモ苗の定植方法を教えるJA職員(右)

 JAは、産学連携協定を結ぶ相模女子大学での出前食農授業に取り組んでいます。同大学小学部の児童に対し、学内の広い敷地を活用して夏野菜やサツマイモ、大豆、水稲の栽培体験を計画。畑は保護者も観察可能で、実体験を通じた子どもたちの成長だけでなく、土に触れることが少なくなった保護者にも食や農について知る機会を提供しています。

 6月18日には、2年生児童約50人にサツマイモ苗の定植を指導しました。先生役のJA営農経済部職員は作業前に、畝にマルチを敷く理由などを説明。定植時に苗を地中深くに押し込んで周りの土をしっかり被せることや、葉の向きに注意することなどを強調しました。児童は職員の丁寧な指導に従い、植え付けていました。

 小学部の小泉清裕校長は「机に向かって勉強することで知識を蓄えていくだけでなく、暑い時期の作業や、体を動かすことの大変さを学ぶことが大事」と話しました。

 営農経済部農業振興課の位下豊課長は「児童には作業を楽しみながら学んでもらい、農業に親しみを持ってもらいたい」と期待を込めています。