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【広報取材】高齢者へバッグ講習会
2025.07.28

JAの助け合い組織「あじさいの会」の会員4人は7月8日、相模原市南区の新磯野デイサービスセンターで、入所者11人に対してフェルト生地で作るバッグ作りの講習会を開きました。
同会では今年度、軽くて丈夫なフェルト生地を用い、針と糸を使わないバッグ作りを展開しています。生地をバッグの形になるよう結んでいくため手を動かすことが多く、筋力の維持や脳への刺激が期待できるとして、新たに講習会のテーマに設定しました。講習会では、最初に会員がバッグの作り方を紹介し、注意点を説明。会員が一人ずつテーブルに付き添って、サポートしていました。
会員が入居者へ「一緒に頑張りましょう」「もう少しで完成ですよ」と励ましながら、一緒に作り上げていました。完成したバッグを前に、入居者は「大切に使っていきたい」と笑顔を見せました。
同センターの職員は「まずは入居者に喜んでもらうのが一番。バッグ作りを通じ、手伝いがありながらも何か一つ完成させる達成感を感じてもらいたい」と期待を寄せています。
森崎フサエ会長は「活動を通じて暮らしを豊かなものにしてもらえれば、うれしい」と話しました。