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【広報取材】昔ながらの稲刈りを体験
2025.10.24

麻溝支店の組合員、座間友和さんは10月16日、市立夢の丘小学校の5年生児童約60人に対し、昔ながらの稲刈りを指導しました。
座間さんは緑地管理や造園業などを営みながら、当麻耕地の水田で県の奨励品種である「はるみ」や「てんこもり」などを育てています。仕事の合間には同支店の青壮年部員としても活動し、同部が食農教育活動にも積極的に参加しています。
座間さんはJA組合員が同校の学校農園として提供する水田で、2002年に同校が開校してから継続的に米作りを指導してきました。新型コロナウイルス禍では活動自粛を余儀なくされてきましたが、今年は数年ぶりにその伝統が復活しました。
作業前には座間さんが児童に対して鎌の扱い方や、周囲の安全に注意するよう呼びかけ。稲刈り中も児童の手を添えながら一緒に収穫していました。「もっと稲穂の下を刈った方が良い」など、効率よく刈るためのアドバイスを送っていました。
座間さんは「今では機械による省力化が当たり前の時代だが、人の手で作業していた頃の大変さを知ってほしい」と話しました。