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【広報取材】白いサツマイモに注目
2025.12.24

上溝支店の組合員、佐藤宏一さんは、サツマイモ本来の赤い皮を持つベニアズマに加え、肌が白いベニアズマの生産を拡大し、地域で話題となっています。佐藤さんは地元で代々続く農家で、市の特産品であるヤマトイモをはじめ根菜類や露地野菜を生産。近隣スーパーやJA農産物直売所「ベジたべーな」へ出荷しています。
2年前、佐藤さんが営むサツマイモ畑で、1株すべて白い芋を実らせたベニアズマが掘り出されました。50年ほど前まで作付けしていた「金時(高座赤)」では、1株の中に1個だけ実ることは数回あったといいます。
佐藤さんはこれを種芋として昨年は株を増やしていき、今年は70株を定植。栽培方法は通常のベニアズマと比べて特に変わったことはしていないそうです。収穫作業では、家族や援農ボランティアと協力し、10aの畑で育てたシルクスイートなどと一緒に収穫。地中から掘り出された白いベニアズマは、青空に映えていました。
佐藤さんによると皮の色以外は通常のベニアズマと変わらず、ほくほくとした食感やサツマイモの素朴な風味を楽しむことができるそう。まだまだ消費者の馴染みが薄いため、これからのPRが鍵となりそうです。
神奈川県農業技術センター北相地区事務所の職員によると「サツマイモの皮の色素成分であるアントシアニンが発現しない形に変異したのではないか」と推測しています。 佐藤さんは「通常イメージするサツマイモとは異なる変わり種として、消費者に白いサツマイモ知ってもらうよう努力していきたい」と話しています。