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【広報取材】「もったいない」を6次産業へ

イチゴを摘み取る職員

 JAは、シーズンを過ぎたイチゴ観光農園のイチゴを使った6次産業に取り組んでいます。取り組みから3年が経過し、今年も新たな商品開発を進めています。

 JAでは、観光農園のシーズンが終わり、次の育苗までの期間にも大量に生長し過熟するイチゴのフードロス問題の解決と生産者の所得向上、市内産農産物のPRにつなげるため、観光農園のイチゴに着目しました。

 これまでにJAオリジナル加工品「いちごふるふる」や「いちごソース」などの4商品と農産物直売所「ベジたべーな」で「イチゴソフトクリーム」を販売。どの商品も子どもを持つ家庭に人気となっています。

 6月1日から7日の3日間、営農経済部職員6人が、相模原市園芸連絡協議会いちご部会会員のイチゴ農家3軒からイチゴ約400㌔を摘み取りました。今後、新たな加工品に生まれ変わる予定です。

 営農経済部農業振興課の位下豊課長は「摘み取り期間は過ぎてはいるが、おいしいイチゴがたくさん採れる。加工品にすることで、フードロスを防ぎ農家所得向上にもつながる。今後も市内産イチゴのおいしさを伝えられる商品開発に力を入れていきたい」と意気込みを話しました。