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【広報取材】地産地消で「もったいない」を解消 駅ナカマーケット

            オリジナル商品の説明をするJA職員(左)                       

 

 JAは小田急電鉄株式会社が開く「“エシカル消費”を身近に感じるマーケット」に協力、出品しました。「エシカル消費」とは地域の活性化や雇用などを含む、人・社会・地域・環境に配慮した消費行動。地場農産物や賞味期限が近い食品の購入を通して輸送エネルギーや食品ロスなどを削減し、環境負荷などを低減させる効果を持ちます。SDGsで掲げる「つくる責任 つかう責任」に該当する取り組みです。

 地場農産物の加工品販売で消費拡大や食品ロス削減に取り組むJAと、エシカル消費を通して沿線地域経済の活性化に取り組む同社が連携。6月30日と7月1日の2日間、相模原市南区の小田急電鉄相模大野駅で開かれました。1日平均で約11万人の利用客が行き交う改札内コンコースを使用した企画で、JAでは地場産イチゴやタマネギなどを使用したオリジナル商品7品を出品。消費期限の近い商品は特別価格で販売するなど、食品ロスの削減に重点を置いた価格設定で売場を展開しました。購入者には商品とともに、JA農産物直売所「ベジたべーな」の紹介カードを手渡し、直売所への来店も呼びかけました。

 売場では販売を担当した同社社員らの呼びかけで多くの客が訪れた他、JA職員も商品の説明を行い、会場はにぎわいを見せました。

 同社広報部の山之内麻衣課長代理は「地域の皆さまの生活を支える企業として、地場農産物の応援消費や食品ロス削減などに触れていただく機会を提供したく実施している。今後もJAや農家の皆さまとの連携を幅広く強化し、地域をさらに元気にしていきたい」と話しました。

 農業振興課の位下豊課長は「地場農産物がより多くの市民に消費されるよう、多彩な商品展開で『もったいない』の削減に貢献できれば」と話しました。