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【広報取材】新たな門出に向け~市民農業研修講座閉講式

修了証書を受け取る受講生

 JAと相模原市が行う援農システムの市民農業研修講座閉講式が2月14日、営農センターで行われました。3年間の研修を終えた受講生8人は、これからNPO法人援農さがみはらの一員として登録し、農家を支える力として活躍が期待されます。

 同講座は平成7年、農家の後継者不足を解消するため行政と連携して開始。市民を対象に1年間のビギナーコースと2年間の実践的な知識を学ぶサポートコースで構成しています。修了者は同法人に登録し、現在75人が援農ボランティアとして活躍しています。家族経営等の農家にとって、人手不足は大きな問題。「援農ボランティアのおかげで、今の経営が成り立っている」という農家も多いです。

 受講生の増渕利郎さんは「種まきや土づくり等、詳しく学ぶことができ、会話の中で雑学や豆知識がとても役に立った。今後はNPOとして率先力になるよう農家を応援していきたい」と話しました。

 修了証書を手渡した落合幸男専務理事は「市内農業の多くは中核農家。それを支える人材として、市内農業を盛り上げて欲しい」と話しました。