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【広報取材】サツマ苗の定植に歓声

苗の植え方を手本を見せるJA職員(中央)

 

 

 JAでは、(一社)家の光協会の後援を受けて開く、JA親子農業体験教室“ちゃぐりんフェスタ”が2年目を迎えました。サツマイモ苗の定植から収穫まで一連の作業を体験し、農業を学ぶきっかけ作りを目指します。

 同教室は、過去10年以上続けてきた地元少年サッカーチームを対象にした食農体験事業の飛躍を狙い発展させたもの。都市農業をより身近に感じてもらおうと、JA管内の親子へと広く門戸を開きました。昨年に続きリピーターも多く参加している教室は全3回で、定植の他に8月のつる返しと11月の収穫体験を予定しています。

 6月8日、JA営農センターの畑で第1回を開催。市内在住の21家族65人が参加し、サツマイモ苗の定植を体験しました。定植にはJAの営農指導員も加わり、作業前に苗の植え方のコツを説明。サツマイモに関するクイズを出題するなど、小さな子どもが食に対する興味を持ってもらえるような工夫をしました。

 畑では、参加した親子が「小さな苗から大きなサツマイモが取れるとは信じられない」などと、初めて見るサツマイモ苗に戸惑いながらも、JA職員と一緒に作業を楽しんでいました。JA組織相談部の野中正宏部長は「身近な食べ物がどのような過程で育っていくか、体験を通じて親子で知ってもらうきっかけになれば」と話しています。