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【広報取材】広報モニター 2年目が始動 

JA発行の広報誌などを手にするモニター

 

 JAでは広報活動の向上や拡充を図るため、会議やアンケートを通じて広報活動に対する意見・助言を集める「広報モニター制度」の2年目に取り組んでいます。

 同JAでは「農業や地域の発展を正組合員とともに支えるパートナー」である准組合員の声も取り入れることで、正・准組合員一体となったJA運営を目指す。その一環として広報モニター制度を昨年度から導入しました。

 昨年のモニターは、広報誌の記事をコーナーごとにA~Cの3段階で評価し、詳細な感想や意見、改善点などを求めていました。しかし、参加者からは「どのような感想を書いていいか分からない」など、手探りの状況で進めていました。今年度はこれらの意見を踏まえ、気軽に書いてもらえるようにコーナーごとの段階評価を撤廃し、広報誌全体の「良かった点」「悪かった点」を記入する形に変更しました。

 今年度のモニターはJA管内在住の女性7人で、期間は来年2月末まで。募集は広報誌やホームページ、X(旧ツイッター)で呼びかけました。参加者はJAで総代を務める組合員の家族やJA農産物直売所「ベジたべーな」の利用者で、毎月同直売所でも配布する広報誌の読者、JA青壮年部による地元小学校での田植え授業参加経験者など、JAと何らかの接点を持っています。モニターの主な役割は、JAが毎月発行する広報誌「Potato(ポテト)」や全組合員へ郵送している組合員向け情報誌「さがみはらッコ」などを読み、アンケートへの回答をします。

 7月23日にJA本店で開かれた第1回モニター会議では、組織広報課の職員が広報モニターの役割を説明し、発行する広報誌のコンセプトやターゲット層などについて紹介。参加者に応募したきっかけや意気込みを尋ね、アンケートには広報誌の感想だけでなく、ホームページやXの運用に対する女性目線での率直な感想・改善点の記述も呼びかけました。

  JA組織相談部の野中正宏部長は「モニターの意見を参考に、JA広報事業の充実を目指していきたい」と話しています。