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【広報取材】「めぐみちゃん」シール 市内産PRに一役

市内産に貼られたシール

 

 相模原市とJA相模原市、JA神奈川つくいの3者が事務局を務める「さがみはら農産物ブランド協議会」では、市内産農畜産物を統一ブランドとして「さがみはらのめぐみ」と名付けて販売促進を展開しています。同協議会は消費者に市内産と一目で分かるシールを作り、両JAなどに配付。直売所で販売する商品に貼りつけて消費者へのPRを狙っています。

 名称は、地産地消を推奨するシンボルとして2002年度に公募した。統一マークは、麦わら帽子を被った女の子「めぐみちゃん(愛称)」の周りを同市特産のヤマトイモをはじめ、市内で盛んな農産物が囲むデザインとなっています。現在、市内16の農業関係団体で組織する同協議会も翌年発足しました。

 配付するシールは、直径約3センチの円形。シールを貼ることで、一目で相模原の地場農産物だと分かるようにするのが目的です。シールは昨年度43万枚作成し、両JAなど約10カ所に配付。部会の事務局を通じて生産者に配ることもあり、生産者が自ら出荷物に貼りつけます。消費者への理解促進のため、小学生の総合学習の授業やイベントなどでプレゼントすることもあります。今年度も昨年度と同数を作成予定ですが、生産者からは「耐水性を持たせてほしい」などの要望が届いているため、改良を積み重ねる予定です。

 農家からは「高級感が出たような感じがしてよい」「商品を手に取ってもらうことが増えるように感じる」と好評です。一方、消費者からは「可愛らしいキャラクターが目を引くので思わず手に取ってしまう」「市内産が一目で分かる取り組み」などの感想が寄せられています。

 事務局の一つである同市農政課では、「生産者・消費者ともに『さがみはらのめぐみ』のマークを目印として、『相模原の農産物』を意識してもらえると、うれしい。シールなので手軽に生産者の方にマークを使用してもらい、『さがみはらのめぐみ』が多くの市民に認知されるように広げていきたい」と期待を込めています。