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【広報取材】農薬事故防止へ 保管状況を点検
2025.07.28

JA相模原市は6月25日から8月26日までの2カ月間、各地区園芸組合員および農薬を所有する組合員約270軒を対象に、農薬保管庫の巡回点検を実施しています。
点検を行うことで、使用禁止農薬の発見・確認など、農薬事故の未然防止を目的に、JA職員が組合員宅を訪問。農薬保管庫点検表に基づき、農薬の適切な使用や管理・保管状況などを点検しています。
7月15日には、同JA営農経済部職員2名が同市中央区の田名地区管内を巡回。施錠の有無や保管する農薬の登録状況・有効期限を確認。期限切れで使用できないものは、JAの廃農薬回収などを利用して処分するように指導しました。また、使用期限が近い農薬を報告し、より一層安全な農薬使用について注意喚起を図りました。
点検時には、JA職員が農薬に関するチラシとともに、熱中症対策に関するチラシを配布。高温時や単独での作業は避け、水分補給をこまめに取るように呼びかけました。
同JA営農経済部指導販売課の村田祥一さんは「点検を通じて、安全・安心な農作物の生産に努められるような環境づくりに取り組みたい」と話しました。