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【広報取材】ぶどう・梨の栽培環境等を審査

梨の生育状況を確認するJA職員

 第61回相模原市農業まつり農畜産物共進会「立毛(たちげ)ぶどうの部」「立毛梨の部」の審査が7月24日、市内各所で行われました。両部門合わせ、市内農家8軒が参加。

立毛(たちげ)とは「農作物を収穫する前の状態」のことを指し、立毛共進会とは収穫後の作物を審査するのではなく、農地で栽培されている状態の作物について生育状況や栽培環境を審査するものです。

 審査は県農業技術センター北相地区事務所と当JA及びJA神奈川つくいの職員が担当。「立毛ぶどうの部」は、①樹体管理②収量③外観品質④病害虫⑤園内管理⑥房管理を審査。一方、「立毛梨の部」は上記①~⑤に加え⑥肥大を審査しました。

 審査員は、各圃場(ほじょう)で審査項目に基づいて管理状況などを確認。生産者に今年の状況を聞き取りしながら採点していきました。講評では、「良く防除が行われていて、病害虫の被害が少なかった。短梢剪定の導入や雨よけトンネルの設置、潅水(かんすい)の実施、着色対策など管理が行き届いていた(立毛ぶどうの部)」「一部の圃場でダニ、ハマキ虫の被害が見られたが、剪定、土壌管理など全体的によく管理されていた(立毛梨の部)」と、報告されました。

 優秀賞などの受賞者は、11月の同まつりにて表彰予定です。