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【広報取材】ナシ・ブドウの出来栄えを報告
2025.09.02

相模原市果実組合の組合員4人は8月25日、旬を迎えた市内産のナシとブドウの出来栄えを報告するため、本村賢太郎相模原市長を訪れました。
同組合は、市内の果実農家が集まり1957年8月に発足。現在34人の農家が加入し、品質向上などに向けた活動を展開しています。
この日は長谷川辰夫組合長とナシ・ブドウ生産者が訪問。同日午前、JA農産物直売所「ベジたべーな」で開かれた、第61回相模原市農業まつり農畜産物共進会「生産物梨ぶどうの部」の審査結果を報告。優秀賞を獲得したナシとブドウを本村市長に贈りました。共進会に出品されたナシ・ブドウが今年も肌の艶があり、濃い色に仕上がったことや、糖度計による計測では20度前後の値を示したことを強調しました。
長谷川組合長は、高温障害や病害虫の対策に生産者が腐心していることを報告。市民の相模原産フルーツへの認知度が低いことや、市内の生産者が少ないことが課題と捉え、今後も認知拡大へ向けて活動していくことを決意しました。
長谷川組合長は「ブランド化を目指すためには、市民のニーズに応えられる生産者の数が必要。若い世代のフルーツ生産参入にも期待したい」と話しました。
本村市長は「質の良い相模原産フルーツへの市民の期待は高まっている。市として、生産者が必要とする営農環境の整備を支援していきたい」と話しました。