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【広報取材】市長が朝市会を視察
2025.06.18

相模大野支店の組合員らで構成する「相模大野朝市会」は6月14日、本村賢太郎相模原市長の視察を受け入れました。
同支店管内はJA管内で最も都市化が進む地域。地元農家とJAが協力して2014年に発足しました。毎週土曜日朝9時の販売開始に向けて1時間ほど前から地域住民が列を作り始め、3世代で買い物に来られたり、互いの近況を確認し合うなど、地域コミュニティーの一種に成長しているのが特徴です。その日の野菜や果樹のラインナップをインスタグラムで紹介しています。
本村市長は2019年の市長就任以来、「農業するなら相模原」を合言葉に、市内の農業振興に力を入れています。プライベートでも市内のイチゴ観光園で摘み取りを楽しむなど、地域農業への理解を深めています。以前から直売会の存在を知っていましたが、同支店青壮年部員でもある市議会議員からの勧めもあり、今回の視察が実現しました。
季節によって並ぶ野菜も変わる中、この日は販売開始前から30人ほどの地域住民が列を作りました。直売台には、会員が持ち寄ったジャガイモやトウモロコシ、コマツナなど約20種類の農産物が並び、30分ほどで完売しました。本村市長も買い物客の列に並び、野菜を手に取りながら同会の渋谷雄一副会長へ「いつもおいしい野菜をありがとうございます」と声をかけていました。
本村市長は「高層マンションが林立し、都市化する中でも消費者と顔の見える関係を構築する農家の取り組みに感動した。相模原農業の振興と農業者を応援していく施策を展開していきたい」と話しました。
大貫新一会長は「市長には地元で代々続く農家が営農を頑張っている姿を知ってもらうことが重要。現場の声を反映した政策を希望したい」と強調しました。