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【広報取材】新たなイチゴ加工品開発へ
2025.06.18

JA管内で、加工品開発に向けたイチゴの摘み取りが5月下旬~6月上旬の延べ4日間行われました。観光園としてシーズン終了後のイチゴを活用し、ピューレやワインに加工していきます。
JAでは、管内のイチゴを素材にした加工品開発に注力しています。これまで、「いちごふるふる」や「いちごチョコクランチ」、「いちごソフトクリーム」などを誕生させてきました。これに加えて昨年、市内のワイナリーと協力して市内産イチゴワインを開発。ハーフボトルサイズ(375ml)約350本を醸造し、話題を呼びました。
6月4日に行われた摘み取り作業は、管内イチゴ農家2軒で実施。JA営農センターや相模原市中央区役所の職員ら9人が参加。同市園芸連絡協議会いちご部会「さがみはらいちご倶楽部」の成井正志部会長のイチゴ園には、中央区にキャンパスを構える青山学院大学の学生も参加し、作業を手伝いました。
作業前には成井部会長が摘み取り方をレクチャーし、参加者は二人一組で慎重に実を摘み取っていました。参加した同大学の学生は、同区の魅力を発掘・創造・発信していく地域活性化プロジェクトに加入しています。
同大学の小林新之介さんと角田大河さんは、「イチゴを市の新たな魅力として幅広い世代に知ってもらえるよう活動したい」と話しました。
4日間で収穫したイチゴは合計496kg。うち、263kgは「ケントクワイナリー」が今年初チャレンジとなるスパークリングワインとして開発し、7月末の発売を目指します。
成井正志部会長は「市内産イチゴの魅力を生かした新たな加工品の誕生に期待したい」と話しました。