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【広報取材】読者層の現場を学ぶ
2025.06.24

JAは6月11日~20日まで、(一社)家の光協会の研修生6人を受け入れました。同会は、食と農、地域の未来をひらくJAグループの出版・文化団体。雑誌や図書づくりを通じて、読者やJAに対して日々の暮らしを豊かにする文化活動を提案しています。“協同の心で、くらしを耕す”をテーマに、家族や仲間、地域との協同を訴えています。
研修はJA各事業の概要理解や支店活動、組合員組織の活動案、JA管内施設の視察、直売所での作業を通じてJAの総合事業や支店協同活動を学ぶのが目的。研修生は編集部や普及企画部などに所属し、今年5月号で創刊100周年を迎えた同会の月刊誌「家の光」のメイン読者層である組合員の生活様式や農業現場を学ぶことで、より読者に寄り添った誌面作りや協同運動展開につなげていきます。
畑での農作業体験をはじめ、JA農産物直売所「ベジたべーな」での作業や、女性組織による地場野菜PR活動、JA神奈川県厚生連相模原協同病院の視察など、JAグループの事業を総合的に学びました。支店研修では支店職員と研修生が読者宅を巡回し、誌面に対する感想や要望など生の声を汲み取りました。
最終日には、研修の振り返りとしてスライド発表を実施。研修生が一人ずつ心に残ったことを当JAと同会役職員に対し語りました。発表では、「JAと組合員が強固な信頼関係で成り立っていることを感じた」「記事の内容を実際に活用してもらい、うれしい」「現場の声を聞くことができる職員になりたい」と目を輝かせました。
落合組合長は「読者である組合員の生産体制や日頃の暮らしぶりを知ることは非常に重要。未来ある研修生には現場を知ってもらい、これからの誌面づくりや組合員との距離が近い職員に成長してほしい」とエールを送りました。