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【広報取材】40年以上続く食農教育

ジャガイモ収穫を手伝う五十嵐さん(左)

 相模大野支店の組合員、五十嵐弘正さんは6月26日、南区の南大野幼稚園の園児約150人へジャガイモの収穫体験を行いました。

 五十嵐さん宅では、地域貢献の一環で父の代から40年以上にわたり同園での食農教育を行っています。秋にはサツマイモの収穫も行っています。

今年度は同園裏にある畑に、在園児向けの男爵350株、来年度入園予定の子ども向けにキタアカリ50株を用意しました。

 収穫作業には五十嵐さんに加え、地域の仲間5人もお手伝い。同支店の新採用職員も農業現場を学ぶため参加し、ジャガイモの掘り残しがないか確認していました。園児は「もっとたくさん掘りたい」「大きなジャガイモが取れた」など、歓声を上げながら掘り進めていました。

 同園の岩本勉園長は「園内では土に親しむことが出来ないため、体験は土に触れる貴重な機会で子どもたちも喜んでいる」と感謝をくちにします。五十嵐さんは「土の感触や匂い、虫の存在など自然を感じてもらいたい」と話しています。