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【広報取材】夢叶う 地元の園児に食農教育 サツマイモ堀り体験
2023.11.09
今年から地域の子どもたちに農に触れ合う場の提供を始めた大沢支店管内の組合員、笹野光広さんは就農して３年目になります。
農業を始めたころから子どもたちに「土に触れる機会を提供したい」、「農業体験をさせたい」という強い思いを持ち続けていました。緑区にある畑の目の前には、大沢保育園があります。昨年のサツマイモ収穫時に、興味深く園児が眺めていたので声を掛けサツマイモ堀りを行ったのがきっかけです。笑顔で楽しそうにしていたのがとても印象的で、同園に掘り取り体験の交渉を行いました。
11月６日には、同園の２～５歳園児75人を受け入れ、サツマイモ収穫体験を開きました。園児は、泥まみれになりながら小さな手で、サツマイモ掘りを楽しみました。土の中から次々と出てくるサツマイモを手に「先生、こんなに大きなサツマイモが取れたよ」と大きな歓声が、畑に響きわたりました。
笹野さんは「来年の６月にはジャガイモの掘り取りを計画している。これからも子どもたちに土に触れる機会と収穫の楽しさを提供していきたい。体験を通じて将来、農業に従事してくれる子が一人でもいてくれたら」と期待を込めて話しました。