「ありがとう」と「笑顔」あふれる JA相模原市 金融機関コード:5159

トピックス

【広報取材】健康まつりで認知症学ぶ 田名支店

認知症について学ぶ組合員

 

 田名支店は10月17日、同支店で健康まつりを開き、組合員17人が参加。相模原協同病院看護部の鵜沼めぐみ副師長が「今からできる認知症予防」と題し講演しました。

 講演の前半では、認知症の定義や具体的な症状を説明し、日本国内での認知症有病率を報告。世界でもトップクラスの超高齢社会である我が国では、2012年時点での65才以上人口の約7人に1人の割合となる462万人が認知症であるとし、2025年には5人に1人が認知症を有する見込みと強調しました。

 後半では認知症患者との関わり方やケアの方法を具体例と共に紹介。認知症患者がズボンをきちんと身に着けられていないときにさりげなくズボンを上げてあげるなど、日常行動でできないところをさりげなくサポートしてあげることで、患者自身でできた事を感じられるように関わっていくのが大事としました。

 その後、他人との交流や運動の継続など認知症予防に関する5つのポイントを紹介し、脳の活性化に役立つ手指体操を実践。参加者は一斉に腕を上げ、鵜沼副師長の掛け声に合わせてジャンケンのチョキなどの形に指を動かしていました。

 鵜沼副師長は「『もしかして認知症かな』と思ったら、物忘れ外来など専門医師の診断を早めに受けることが大切」と話しました。

武田真哉支店長は「組合員の健康に対する意識は高い。今後も組合員の健康増進に貢献していきたい」と話しました。