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【広報取材】観光イチゴ準備万端 顧客満足度向上へ巡回

イチゴの栽培方法を話し合う部会員ら

 

 

 相模原市園芸連絡協議会いちご部会、愛称「さがみはらいちご倶楽部」は1月19日、同部会員や神奈川県農業技術センター普及指導員、JA職員ら15人が集まり、定期圃場(ほじょう)巡回を行いました。栽培がピークを迎える前に3カ所のハウスで生育状況や病害虫被害の有無などを確認しました。

 同会は部会員の安全・安心で品質の高いイチゴ栽培などを目的に活動し、巡回は11月から4月までの半年間、毎月実施。市内のイチゴ栽培をよりよいものにしようと、品種や園の運営方法などを検討。部会員同士で意識や技術を高め合っています。

 巡回では、部会員がイチゴ棚を前にホコリダ二の防除方法や来園した子どもへの安全対策、暖房機の温度設定などについて意見交換。「来園者がイチゴ狩りを楽しんでもらい、SNSで拡散してもらうためにもフォトスポットの設置が大事」など、顧客満足度の高いイチゴ園を運営するアイデアを出し合っていました。

 立ち会った同センター職員は「ハダニ類とアブラムシが若干見受けられたが、イチゴ棚の管理が行き届いていて全体の生育としては順調に育っている」と今後に期待。 部会の成井正志部会長は「新年早々暗いニュースが続いているが、高品質なイチゴ栽培を通じて来園者に笑顔を届けていきたい」と意気込んでいます。