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【広報取材】米粉パンいかが?~地元産の消費拡大めざす~

米粉パンを販売する児童ら(2月29日、光が丘小学校で)

 市立光が丘小学校の5年生児童49人は2月29日、同校正門で市内産米粉を使ったベーグルを製造販売する「米来(べえぐる)」と共同開発した米粉パンの対面販売をしました。

 同学年では、総合的な学習の時間で食をテーマに学んでいます。稲作を通じて米の生産量増加や水稲農家の後継者問題に興味を持ったことから、米粉普及を目指して米粉パンの商品開発に取り組みました。

 この日販売した商品は「米粉マフィン」「紫芋風味のちぎりパン」など、6種類173点。同学年では光を意味する“プリズム”を愛称とし、同社とのコラボを示すためのシールを作成。校章と“米来×PRISM”の文字をデザインし、パンの包装ビニールに貼り付けました。 

 販売開始を前に保護者や地域住民ら約30人が列を作り、用意したパンは1時間ほどで完売。パンと一緒に商品6種類の特徴やそれぞれに込められた思いなどを記した、児童手作りのリーフレットや米粉レシピ集も手渡しました。

 児童は「お米の消費拡大に協力してください」「米粉パンおいしいですよ」などと通行人に呼びかけながら、米の積極的な消費を呼び掛けていました。

  3月9日には、相模大野にある同市アンテナショップ「sagamix(サガミックス)」でも販売。「令和6年能登半島地震の被災地を応援したい」という児童の思いから、売り上げの一部を寄付する予定です。