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【広報取材】新たなご縁へ 生産者が飲食関係者へPR

飲食業者に向けてPRするJA相模原市農業振興課の位下豊課長

 相模原市農政課と相模原商工会議所飲食宿泊業部会が主催する「市内農業関係者による生産物PR会」が3月12日、橋本のHK LOUNGEで開かれました。市内農業関係者と飲食関係者17人が参加。

 同PR会は、地産地消・異業種連携と市内農畜産物の販路拡大を目的に市内の農業関係者と飲食業者が交流する初のイベントで、ビジネスマッチング事業と呼ばれるもの。農産物をPRしたい生産者と地場農産物を使ったメニュー開発や品揃えを増やしたいが生産者を知らないなどの悩みを持つ飲食関連事業者をビジネスマッチングさせるのが狙いです農業関係者が栽培している生産物の特徴や栽培方法のこだわり、味の特徴など魅力をPRし、その後、生産者と飲食業者が1対1で個別相談を行う仕組みです。

 参加した米農家は、有機農業で作った米のPRの他、おいしさを知ってもらうため試食用おにぎりを提供。世界一辛い唐辛子‟キャロライナ・リーパー”などの激辛唐辛子や山椒を栽培する農家からは、「生産性を上げることを第一に考えて栽培している」など安定的な商品供給ができることをPRしていました。

 同PR会には、JA相模原市とJA神奈川つくいの2JAも参加し、JA相模原市は、地場農産物をはじめ、規格外の相模原特産品のヤマトイモなどの農産物を使った加工用として取り扱いしてくれる業者とのマッチングを希望しました。一方、JA神奈川つくいは、スイーツやメディアで話題の津久井在来大豆の魅力をPR。「濃厚な味わいで、煮豆や炒り豆にすると甘さが一層引き立つ」など、大豆の甘さを生かした加工品が増えてきていることをアピールしました。

 相模原市環境経済局農政課の高野弘明課長は「マッチング事業を通じて、市内農業の活性化に貢献していきたい」と意気込みを話しました。