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【広報取材】盗難被害抑止へ 啓発看板を寄贈

落合組合長に看板を手渡す奈良副市長(右)

 JAは5月26日、農作物の盗難被害防止を啓発する看板を相模原市から受け取りました。

JA管内では野菜価格の高騰などの影響により、農作物の盗難被害が目立っています。JA青壮年部では昨年4月、部員が栽培する野菜が盗難被害に見舞われ、営農意欲の減退につながるとして、相模原市農業委員会に盗難被害抑止を目的とした立て看板や防犯カメラの設置などの協力を求めてきました。加えて、JAと農業委員会は昨年5月、JA管内を所管する3つの警察署へ農作物の盗難被害への対応強化と抑止に関する要請書を相次いで提出してきました。

 今回製作した看板は18枚で、縦60㎝×横40㎝。黄色の反射材地に「農産物の持ち去りは犯罪です」の一文とともに、農地パトロールを行っていることを警告・主張しています。看板下部には市と農業委員会、JA、設置場所に応じた所管警察署の名前を記載しました。看板は緑区のJA管轄区域に10枚、中央区と南区に各4枚、農地へ設置予定です。

 この日、JA本店を訪れた奈良浩之副市長が、落合幸男代表理事組合長へ手渡しました。奈良副市長は「農家が大切に育てた農作物の盗難が増えていることから、JAと連携して盗難対策に取り組んでいかなければならない」と強調。 落合組合長は「農家所得の源となる農作物を盗難から守るための一助になれば」と期待しています。