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【広報取材】練習場で児童と選手がサツマイモ収穫 

サツマイモを収穫する選手と児童

 

 相模原市などをホームタウンとして活動する女子サッカープロチーム「ノジマステラ神奈川相模原」が取り組む「さがみはらさつまいも共創プロジェクト」のサツマイモ収穫イベントが11月16日、同市南区の同チームの練習場で行われました。

 同プロジェクトは、市内を拠点とする焼き芋販売店「かわしまやきいもストア」と協働し、食育やスポーツを通じて地域住民とも交流の場とする取り組みで、今年で2年目を迎えました。

 同チームでは、チーム練習場「ノジマフットボールパーク」内で6年前まで使用していた砂場トレーニング場を活用。収穫に至るまで、チームのサポーターや選手も除草作業を行い、畑を整備してきました。

 収穫には、選手・スタッフや練習場近くの児童養護施設「相模原南児童ホーム」の児童ら47人が参加。畑面積を2倍にした今年は107.59kgの「シルクスイート」を、児童と選手が協力しながらスコップで1つ1つ丁寧に掘り起こしました。収穫後は、参加者全員で昨年収穫し熟成させたサツマイモと2週間前に収穫したサツマイモを食べ比べし、甘さや食感の違いを楽しみました。

 今年初めて同プロジェクトに参加した築地育選手は「定植や除草にも参加し、育っていく様子を気にかけていたので楽しく収穫できてよかったです。サッカー以外で地域と繋がることができ貴重な経験でした」と話しました。

 参加した児童は「選手と一緒に協力してサツマイモを掘るのが楽しかった」と笑顔を見せました。  

 収穫したサツマイモは、熟成・加工をし、3月に行われるホームゲームの試合会場で焼き芋として販売を予定しています。