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【広報取材】規格外を使用した新商品開発

新商品のいちごチョコクランチとさつまいも最中

 

 JAは、規格外の市内農産物を使った商品開発に力を入れている。同JAでは、観光農園のイチゴに着目し、摘み取りシーズンが終わり、次の育苗までの期間にも大量に生長し過熟するイチゴを廃棄せず商品化できないかと開発に取り組みはじめて3年。

 2月1日からは、市内産のイチゴを使った「いちごチョコクランチ」のオリジナル商品の販売を始めました。いちごチョコクランチの原材料となるイチゴは、昨年6月上旬の3日間にJA職員も協力してイチゴ農家3軒から約400㌔を摘み取ったものです。市内産イチゴのおいしさを知ってもらいたいと試行錯誤し、イチゴの甘酸っぱさを味わえる商品が完成しました。

 また、市内産サツマイモ規格外の紅あずまを使った「さつまいも最中」にも挑戦。口溶けなめらかな食感とサツマイモの優しい甘さを味わえる商品です。パリッとした最中の皮にさつまいも餡をスプーンで入れ、自分で最中を作る楽しさも魅力の一つです。

 JA農産物直売所「ベジたべーな」のほか「ベジたべーなmini」、「相模原協同病院直売所」で、1袋いちごチョコクランチ(5個)350円、さつまいも最中(2個)500円、(全て税込)で販売しています。

 令和3年8月から販売を始めた「いちごソフトクリーム」は、毎年6月から9月ごろまでの夏のシーズンには、4000個以上売り上げるヒット商品に成長。翌年12月上旬には、「いちごふるふる」や「いちごソース」、「いちごぜんざい」、「いちごミルク飴」4種類をさらに販売しました。どの商品も子どもから大人まで人気の商品となっています。

 営農経済部農業振興課の位下豊課長は「今後も農家所得向上を目指し、農産物の廃棄を防ぐと共に市内農産物PRにつながるオリジナル商品の開発に力を入れていきたい」と意気込みを話しました。