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【広報取材】大きなサツマイモに笑顔

園児に寄り添い収穫を手伝う柿島さん(右)

 相模大野支店の組合員、柿島喜代保さんは11月6日、地元の「明徳かみつるま保育園」が行うサツマイモ収穫体験に協力しました。年少~年長クラス約35人が参加。

 柿島さん宅は露地野菜農家で、年間通じて約20種類を栽培しています。収穫体験は柿島さんと同園職員と面識があったことが縁で始まり、今年で4年目を迎えました。5月に同園近くにある自身の畑で約600株の「紅はるか」を定植し、形・大きさともに申し分のない仕上がりとなりました。

 収穫体験では、柿島さんが収穫作業を奮闘する園児に「イモの周りの土を掘って」などとアドバイス。大きなサツマイモが姿を現すと、「大きいのが取れて良かったね」と、声を掛けていました。

 園児と先生は1時間ほどの作業で、園児の移動で使う「お散歩カート」2台分のサツマイモを収穫。サツマイモのつるは今後、クリスマスリースの材料としても使う予定です。

 同園の小山真弓園長は「都市化しているこの地区では、幼少期から土や虫、植物に触れる体験はなかなかできません。貴重な体験に協力していただく柿島さんに大変感謝しています」と強調します。

 柿島さんは「園児の皆さんには、収穫作業を楽しみながら土や野菜に関心を持ってもらえれば」と話しています。