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【広報取材】ヤマトイモ出荷本格化

贈答箱にもみ殻を敷き詰めていく生産者

 JA管内で、特産のヤマトイモの出荷が最盛期を迎えています。管内のヤマトイモは「さがみ長寿いも」の愛称で親しまれ、「かながわブランド」にも登録。暮れの贈答用としても重用されています。支店で生産者とJA職員が協力して作業に取り組む光景はこの時期の風物詩です。

 上溝支店では、11月12日から出荷がスタート。同支店が前週までに消費者から注文を受け付けた分として、同支店園芸組合に所属する生産者7人が4kg箱と2kg箱を計131箱持ち寄りました。

 出荷作業では支店職員3人も手伝い、生産者ごとに机に並べて荷姿を確認。「秀」「秀優混合」の規格に準じたヤマトイモが入っているか、異物が混入していないかなどを入念にチェックし、生産者の氏名が書かれたリーフレットを差し込んでいました。その後、緩衝材のもみ殻を箱内に満遍なく敷き詰め、テープで封入しました。

 小林康史組合長は「毎年期待してくれる消費者の皆さんに喜ばれるヤマトイモを届けていきたい」と話しています。